病院の眼科や眼科医院などで、医師の指示のもと、眼科治療にかかわる視機能検査全般、斜視や弱視などの機能回復をはかる検査・矯正訓練などを行う。視機能検査には視力、視野、色覚、光覚、眼圧などの検査、眼底の写真撮影などがあり、検査の結果がその後の適切な診断・治療につながるため、正確さが求められる。
視能訓練士養成施設で3年以上学び、国家試験に合格すると、視能訓練士免許が得られる。合格率は73.5%(2013年)。高卒対象の養成施設は8つの大学、20の専門学校に設置されている。ほかに、大学、短大、医療系専門学校卒者を対象とした1年制の養成施設もある。