事故、病気、ことばの発達の遅れ、高齢などにより、声を発する、話す、聞くといったコミュニケーション機能や、食べ物を飲み込んだりする嚥下(えんげ)に問題がある人に、リハビリテーションを行う。医師や歯科医師の指示のもと、検査、訓練、指導を繰り返し、自分らしい生活ができるようにサポートをするのが仕事だ。
指定養成施設で学び、国家試験に合格すると、言語聴覚士免許が得られる。合格率は68.1%(2013年)。養成施設には、大学または3年制以上の短大・専門学校のほか、大卒者を対象とした2年制の専門学校がある。病院などの医療機関、保健・福祉施設などが主な就職先。