ケガや病気により日常の動作に障害がある人に対して、運動療法、温熱・電気などの物理療法を用いて動作の改善を行うリハビリテーションの専門家。国家資格を持つ人以外は、理学療法士は名乗れない。病院や診療所、介護保険施設などで働いているが、スポーツジム、プロのスポーツチームなどに所属している人もいる。
大学・短大・専門学校で理学療法にかかわる科目を学び、国家試験を受験する。合格率は88.7%( 2013年)。その後、病院・診療所、リハビリセンターなどに就職する。いまは以前ほど就職率は高くないが、現場ではスタッフが足りないので増員が期待されている。