妊娠から出産までの母子の健康を守るため、妊産婦への保健指導、陣痛から出産までの指導・介助、出産後の育児相談などを行う。生命の誕生に立ち会うやりがいのある仕事だ。かつて出産は自宅や助産院で行われていたが、現在は病院がほとんど。産科医不足などにより、助産師外来や院内助産所を設ける病院が増えている。
助産師国家試験に合格し(合格率は90%前後)、助産師免許を取得する。3年以上の看護師養成施設を卒業し、看護師資格取得後、助産師養成所で1年間学んで国家試験の受験資格を得るのが一般的。病院や診療所、保健所に就職するほか、助産院を開業することも可能。