飛行機が安全に運行できるように、機体を構成する何万という部品を点検して整備するのが仕事。空港に到着した飛行機を次のフライトまでの間に点検・修理することをライン整備といい、航空整備士が最終的に許可を出さないかぎり、飛行機は飛ぶことができない。旅客機をすみずみまで点検するドック整備などもある。
航空専門学校や大学の理工系学部を経て、航空会社や航空整備会社に就職するのが一般的。ヘリコプターや飛行機を持つ企業(新聞社、放送局など)、警察、消防も活躍の場。資格は航空整備士、航空運航整備士、航空工場整備士があり、行える業務が異なる。