個人や事業主の依頼により、官公署に提出する書類、権利義務や事実証明などの書類の作成と手続きを行う。飲食店などの営業許可、著作権保護、遺産相続、金融機関への融資申し込みから車庫証明、自動車登録など、取り扱う書類は1万種に及ぶ。“行政と市民を結ぶパイプ役”として重宝されている。
行政書士試験を受験する。合格率は9.2%( 2012年度)と難関。受験資格は特にないが、試験科目は行政法が中心であり、大学の法学部、専門学校の法律科で試験分野の勉強をするとよい。試験合格後は、行政書士事務所、法律事務所などで経験を積み、やがて独立する。